エレガントで軽快なボーカル・ジャズの「The Song Is You」! ロッテルダム出身で欧州を代表する女性シンガーによる2作目。A面は当時のご主人であるドラマーWessel Ilckenのコンボによるオランダ録音。B面はHorace Silver、Hank Mobley、Donald Byrdを擁するArt Blakey and the Jazz Messengersが務めたNY録音。バックの大御所にも物怖じしない堂々とした唄いっぷりを披露した傑作です!
エレガントな温もりを感じさせるソフトロックな「I'll Never Fall In Love Again」!Joe MeekのTornadosやJohnny Kidd & The Piratesに参加していたギタリストが手掛けたスタジオ・グループによる、Roger Nichols作の「Rainy Days And Mondays」をはじめとするCarpentersの楽曲で統一された企画もの的作品。原曲とは一味違う演奏やアレンジにモノマネ感のある唄声が溶け合ったカバー・アルバムです!
イントロの会話がイタリア語に置き換えられた「Don't You Worry 'Bout A Thing」! 詳細不明なシンガーによるStevie Wonderのカバーのみで占められた企画もの的アルバム。ドラム・ブレイクで始まる「Superstition」や、終盤にパーカス・ブレイクを挟んだ「Another Star」なども収録。原曲が良いので悪くなる訳が有りませんが、全曲オリジナルとは ひと味違った部分が盛り込まれていて楽しめます!
エレガントで温もりのあるジャズ・ボーカル・ボッサの「Time To Fall In Love」!ペンシルヴァニアはピッツバーグのローカル・グループによる唯一のアルバム。洒落たヴァイヴと女性ボーカルが絡む「Norwegian Wood」、フルートと共に疾走する高速スキャットの「Conversation」に、Pete Rock「#1 Soul Brother」でサンプリングされた「Fonky First」なども収録。あのNathan Davisがプロデュースした傑作です!
*盤反り小。「What Are You Doing The Rest Of Your Life」の頭に極々軽いパチ・ノイズx2。
トゥルットゥ・スキャットがキャッチーなラウンジ・ジャズの「Day In Day Out」!サバービアで紹介されたフェイク・ジャマイカン・ジャズの名盤『Jamaica Jazz』で知られるマルチ・ジャズ・プレイヤー。リズム・セクション以外の楽器を自身で演奏、更に一人多重録音によるコーラスを加えた作品。ヒップな感性と洒落た演奏で完成させた意欲作です!
*時おりパチ・ノイズ。「The Night We Called It A Day」の前半に周回バチ・ノイズ多。
*所々軽いパチ・ノイズ。「I'm Glad There Is You」の終盤にパチ・ノイズx5。「I Only Have Eyes For You」の頭にバチ・ノイズx1とジリ・ノイズ大x2。「Don't Blame Me」の終盤にジリ・ノイズ大x2。「I'll See You I My Dreams」の頭にパチ・ノイズx3。